少子高齢化の影響によって在宅医療のニーズが高まり、訪問看護師として在宅医療に関わっていきたいと思う人も多くなりました。

訪問看護師になるには、看護師として基礎的なスキルを持っておくことはほぼ必須です。

今後の在宅医療を考えると、それと同時に電子カルテに慣れて使いこなせるようになるのも肝心と言えます。

業務効率を上げつつ、的確に判断して在宅医療を行ううえでも重要なので、訪問看護師になりたいと思った段階で電子カルテに慣れていきましょう。

電子カルテはいつでもどこでもカルテに記入したり、内容を確認したりできるのが特徴です。

訪問先でもカルテの内容をすぐに確認でき、現場でわかったことや実施した内容を全てその場で記入することができます。

電子カルテがあると、訪問先での医師とのコミュニケーションツールになるのも魅力で、メッセージや通話などの機能を使えるのが一般的です。

指示を仰ぎたいときも現況報告をしたいときにも、電子カルテを利用するだけで簡単にできます。

また、在宅医療では患者ごとに看護師が専属になるとは限らず、次に訪問する看護師は他の看護師であることも珍しくありません。

業務の引き継ぎや申し送りが重要になりますが、電子カルテがあればカルテや添付メモによって他の看護師への引き継ぎを容易に行えます。

事業所でカルテ情報や申し送りを確認してから現場に向かう必要もなくなり、直接訪問先に行ってスピーディーに対応することができるでしょう。